2022 April 22

第1回オリジナル技術Webinarレポート

2022年3月24日に当社初のオリジナル技術Webinarを開催いたしました。
年度末でご多忙のところ、多くのお客様に御参加いただき、厚く御礼申し上げます。
開催当日は不慣れなこともあり、御参加頂いた皆様にはご不便をお掛けしたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。今回のことを改善しつつ、今後も皆さまに必要且つ重要な情報をお届けできるよう努めて参りますので、引き続き宜しくお願い致します。
今回は初の試みで実施した「第1回オリジナル技術Webinar」の内容に関して、報告させていただきます。

Webinar概要

昨今、外観検査技術は、人材不足の解消やヒューマンエラーの防止、製品の品質均一化を実現してきました。さらに今後は、より多品種対応・高精度・高速化など、より幅広い顧客のニーズにどのように最適化していくかが製造業全体のテーマとなっております。
本Webinarでは、電池材料やウェーハなどの表面上のナノレベルの凹凸を可視化する「QPM定量位相撮像」の基本原理や、他観察方法との優位性、検査アプリケーション事例、今後の技術課題と開発テーマ等を技術的な視点で解説させて頂きました。

■題名:第1回Daitronオリジナル技術Webinar
    「QPM定量位相撮像による外観検査技術」
            -ナノレベルの凹凸を瞬時に可視化-
■日時:2022年3月24日(木)13:30~14:30
■場所:オンライン     ※Microsoft Teamsライブイベントでの開催
■定員:100名
■対象者:設計・開発/生産技術/品質管理 担当者の方々

■プログラム詳細
・「QPM定量位相撮像」の概要、基本原理
・他の観察測定方法と比べての優位性
・どこが画期的か?開発のポイント、実画像・実測データ
・どのような検査アプリケーションを想定しているか?
・自動外観検査装置としての発展性
・デモ評価案内と今後の開発テーマ・ロードマップ

開催レポート

当社東京本部(東京麹町)と機械装置工場(金沢分室)の2拠点を繋げ、初の試みとして、プレゼンテーション形式ではなく、進行役とエンジニアによる座談形式で実施致しました。

おかげ様で、多くのお客様からアンケートのご回答を頂きました。ご参加された方の多くは、設計・開発・生産技術に携わっているということもあり、アンケートでは、ナノレベルの凹凸を可視化することが出来る当社技術に対してのご感想やご質問などが多数ございました。
以下にその一部をご紹介させて頂きます。

技術面についてのご感想
「大変興味深い技術であり、解析ツールとしても自動検査機としても出番があるのではないかという印象」
「単眼で深さ情報を取得できる点が興味深い」
「10nmレベル精度で検査できることに驚きです」

運営面についてのご感想
「お二人での質問形式で実施されているため聴き易かった」

ご回答頂いた貴重なご意見は、今後の製品開発やオリジナルWebinarの運営などに役立てて参ります。

開会の言葉


「QPM定量位相撮像」の概要、基本原理


本Webinarの発表内容に関する詳細は、当社Webサイトに特設ページを公開しておりますので、こちらをご覧ください。

当社の技術や製品に関して、ご質問、ご興味などがございましたら、こちからお問合せ頂けますと幸いです。

終わりに

当社は新型コロナウイルスの蔓延防止の観点から、デジタルマーケティングに注力し、その施策の一つとして、Microsoft Teamsライブイベントを活用したWebinarを定期的に開催しております。

今後も”技術立社”として、当社オリジナル技術Webinarを含め様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加頂けますよう宜しくお願い申し上げます。