当社では、ビジネスのためのAI活用プラットフォームの開発メーカーである㈱Matrixflowとの共催ウェビナー『ノーコードでAI構築!現場の知見こそ重要となる、精度の高いAI作成法』を開催しました。
第1回(2023年4月)、第2回(2023年6月)共に、多数の方々にご視聴頂き、誠にありがとうございました。本Webinarの内容に関して、以下に報告させていただきます。
Webinar概要
■第1回開催:2023年4月27日(木) 13:30~14:30
■場所:オンライン開催
タイトル | |
第1回 ノーコードでAI構築!現場の知見こそ重要となる、精度の高いAI作成法 | |
Webinar概要 | |
AIやDX推進にあたり、自社にてAI導入ができる人材が求められています。一方で、AI構築・DX推進には誤解も多く、統計やプログラミングの知識があるエンジニアでないと構築できないと思われています。実際には、ノーコードAIツールの進化により、より"現場課題に詳しい人材"ほど精度の高いAIを構築することが可能です。 本セミナー第1部では、AIをビジネス現場で活用するための、アイデアの着想・企画立案のコツ、データの収集・整理、ノーコードでAI作成・運用ができる方法をご紹介します。ノーコードAIツール「MatrixFlow」により、1ヶ月もかけずに自分自身でAIを作成したり、活用することが可能になります。また、実際にプログラミング経験がない企業による、AI構築事例もご紹介いたします。 第2部では、販売代理店 兼 ユーザーであるダイトロン社内でのMatrixFlowを活用した各種取り組みについてご紹介いたします。 |
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プログラム | |
第1部 13:30~14:10 『現場でこそできるAI活用。AI内製化のメリットとノーコードAIツール「MatrixFlow」の活用法』
(発表者)㈱MatrixFlow 畑本 裕之 様 |
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第2部 14:10~14:30 『MatrixFlowを用いたダイトロンの取組みのご紹介』
(発表者)ダイトロン㈱ 佐藤 章浩 |
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■第2回開催:2023年6月29日(木) 13:30~15:00
■場所:オンライン開催
タイトル | |
第2回 ノーコードでAI構築!現場の知見こそ重要となる、精度の高いAI作成法 | |
Webinar概要 | |
AIやDX推進が一般化してきた一方で、AI構築・DX推進には次の壁・課題が存在します。 『AI外注やデータサイエンティストの活用は、コミュニケーションを含むコストが思ったよりかかる』『データの収集/整理/前処理に時間がかかり、AI構築までに時間がかかる』『現場の属人化した領域でAI効率化を図りたいが、専門家がいない』ノーコードAIツールの進化により、これらの課題は専門家でなく、より"現場課題に詳しい人材"ほど解決することが可能となりました。 第1部では、数値・画像・自然言語といったデータ種別ごとに 、実際にAI活用が多い実例を用いて、「データの整理・前処理」といったAI活用時の効率策を交えながら、ノーコードAIツールで解決する例についてご紹介します。 第2部では、第1回ウェビナーでご紹介させていただきました、ダイトロン社内活用テーマについて、現状および成果についてご紹介します。 また、第1回ウェビナー視聴者様からのアンケートにて画像検査のニーズを多数頂戴しましたので、特別講演としてProphesee様より、イベントベースビジョンカメラを用いた画像AI活用事例についてご紹介します。 |
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プログラム | |
第1部 13:30~14:00 『現場でこそできるAI活用。AI内製化のメリットとノーコードAIツール「MatrixFlow」の活用法』
(発表者)㈱MatrixFlow 畑本 裕之 様 |
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第2部 14:00~14:30 『MatrixFlowを用いたダイトロンの取組みのご紹介(現状および成果について)』
(発表者)ダイトロン㈱ 佐藤 章浩 |
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特別講演 14:30~15:00 『最先端ビジョンセンサーEVSの動向およびそのAI活用例』
(発表者)Prophesee(同) 小松 祥吾 様 |
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開催レポート
第1回Webinarは、ノーコードAIツールの進化により、これらの課題は専門家でなく、より"現場課題に詳しい人材"ほど解決することが可能となりましたので、MatrixFlow様と弊社の2社による登壇を企画しました。
第2回Webinarは、第1回ウェビナー視聴者様からのアンケートにて画像検査のニーズが多数あり、特別講演としてProphesee様に、イベントベースビジョンカメラを用いた画像AI活用事例についてご紹介頂きました。
どちらの開催もアンケート回答が多数ありましたので、下記にいくつかご紹介いたします。
第1回アンケート回答(抜粋)
・AIツールの進歩を感じられ、導入へのハードルが下がってることを実感できました。(製造メーカー マシンデザイン開発ご担当者)
・外観検査自動化の技術開発に携わっており、画像認識タスクの事例があれば、概要説明とデモをお願いします。(輸送用機器メーカー 自動化技術開発ご担当者)
・他のAutoML(Automated Machine Learning:自動機械学習)製品との差別化ポイント、MatrixFlowの優位性が知りたいと思いました。(SIer サービス部門ご担当者)
・適正在庫管理には興味あり。品目ごとの分析が必要なのか、全品目データ入力後に品目ごとの解析が可能なのか知りたい。(電気機器メーカー 購買ご担当者)
上記のような画像検査のニーズ回答が多くあり、その内容を参考に第2回のWebinar開催を企画させて頂きました。
第2回アンケート回答(抜粋)
・イベントカメラについて、他社様の適用検討の動向をご紹介いただき、大変参考になりました。(化学メーカー 技術ご担当者)
・EVS評価キットの詳細(仕様、価格等)を知りたい。(輸送用機器メーカー 検査技術ご担当者)
・画像技術の進化を感じました。一方で過去のデータを元にした未来の予測モデルは、実用として利用するには調整がかなり必要な分野だと感じました。(輸送用機器メーカー 情報システムご担当者)
・ダイトロンの電気消費分析に関するご講演が大変興味深かったです。自分の会社や生活にも関わる内容でしたので、活用イメージがしやすかったです。(情報・通信 SEご担当者)
ご回答頂いた貴重なご意見は、今後の製品開発やオリジナルWebinarの企画などに役立てて参ります。好評だった「ノーコードでAI構築!現場の知見こそ重要となる、精度の高いAI作成法」については、第3回を開催できるように企画立案して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
第1部 (株)MatrixFlow
第2部 ダイトロン(株)
特別講演 Prophesee(同)
Webinarで紹介された当社取扱い製品群
(株)MatrixFlow | ビジネスのためのAI活用プラットフォーム |
Prophesee | イベントベースビジョンセンサー |
当社の技術や製品に関して、ご質問、ご興味などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
終わりに
当社はデジタルマーケティングに注力し、その施策の一つとして、Microsoft Teamsライブイベントを活用したWebinarを定期的に開催しております。
今後も”技術立社”として、当社オリジナル技術Webinarを含め様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加頂けますよう宜しくお願い申し上げます。