2024 June 3

人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA 出展 レポート

はじめに

当社は5月22日(水)~24日(金)の3日間、パシフィコ横浜にて開催された『人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA』に出展いたしました。本展示会は、世界に向けて最新の技術・製品を発信する自動車技術者のための国内最大の技術展です。 日本をはじめとする多くの国・地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標達成に向けて、自動車の電動化や内燃機関の改革を推進しています。当記事では、出展内容ついてご案内いたします。

   
   (人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA 弊社ブース外観)

人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA 出展概要

会期
 2024年5月22日(水)~24日(金)
会場
 パシフィコ横浜
出展製品一覧
 【ダイトロン㈱オリジナル製品】
  『汎用SW-BOX』/ダイトロン㈱
  『超低ノイズスイッチング電源』/ダイトロン㈱
 【パートナー企業様製品】
  『熱伝導シート』/T-グローバルテクノロジー社
  『電磁波ノイズ対策部材』/戸田工業㈱
  『シャント抵抗器』/㈱横浜エレクトロニクス
  『大電流FPC』/山下マテリアル㈱
  『スマート配電システム』/㈱イーティーエィコンポーネンツ
  『Event based Vision Systems』/Prophesee社
  『双方向直流電源・モータ実験用インバータセット』/ヘッドスプリング㈱
  『データ収集ソフト・帳票電子化ソフト』/㈱シムトップス×㈱デンソーウェーブ
  『CAE・電磁界解析・計算化学』/HPCシステムズ㈱

開催レポート

当社ブースでは、当展示会のテーマである「共創と循環」を意識したデザインを採用し、自動車関連製品(電源、部品、ソフトウェア・システム等)を約11製品展示いたしました。昨年も同展示会へ出展しておりますが、今年については会期3日間のうち2日間において昨年を上回る多くのお客様がご来場くださり、盛況のうちに終えることが出来ました。ご来場者くださいました皆様より、現在お持ちのテーマや課題など、アンケート回答を多数いただきましたので、いくつか紹介いたします。

アンケート内容(抜粋)
・車の椅子の表面検査や社内様子検知のテーマ有り。現状は各種センサーで実現しているが、将来的には画像処理での実現を検討したいと考えている。  (自動車部品メーカー 開発部門ご担当者)
・ADAS データの測定におけるノイズ除去が課題。ノイズ源は不明だが、低ノイズ電源などには興味有り。  (自動車メーカー 要素開発部門ご担当者)
・EVSに興味があったがSDKの存在を知らなかったので研究開発に着手できなかった。ダイトロンブースにてSDKの存在を知り、開発着手を検討していきたい。  (装置メーカー 研究開発部門ご担当者)
・ECVの放熱技術研究のテーマがあり、熱伝導シートに興味有り。  (システムインテグレータ 開発部門ご担当者)
・タイヤの特性をシミュレーションにより予測し、CAEのパラメータを改良するなどタイヤ受入れ作業時に活用したい。  (自動車メーカー 開発部門ご担当者)
・衝突試験用パワーサプライの更新を予定しており低ノイズ電源が必要であるため、ダイトロン製の低ノイズ電源に興味有り。  (モビリティソリューション開発企業 研究開発部門ご担当者)

ご回答いただきました貴重なご意見は、今後の展示会出展企画などに役立てて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。当社出展製品に関して、ご質問やご興味などございましたら、こちらからお問い合わせください。

おわりに

当展示会では昨年度を大きく上回る総来場者数を達成しており、車業界が未だ盛り上がり続けていることの表れと考えられます。当社でも、社内プロジェクトの1つとしてオートモーティブプロジェクトを運営しており、車業界の動向やニーズを追い続け、多くの製品を市場に提供し続けて参りました。今後も”技術立社”として、様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加いただきますよう宜しくお願い申し上げます。