はじめに
当社は7月17日(水)~19日(金)の3日間、Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場)にて開催された『人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA』に出展いたしました。本展示会は、世界に向けて最新の技術・製品を発信する自動車技術者のための国内最大の技術展です。 日本をはじめとする多くの国・地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標達成に向けて、自動車の電動化や内燃機関の改革を推進しています。5月開催の横浜展に続き、今回は名古屋での開催となります。横浜展では、車載部品関連製品へご興味いただくことが多かったため、それらは名古屋展でも継続展示しました。また、新たにMR(複合現実)、AI、データロガーなどのシステム製品を加え、より一層充実させた展示内容としております。当記事では、出展内容についてご案内いたします。
(人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA 当社ブースの様子)
人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA 出展概要
会期 | |
2024年7月17日(水)~19日(金) | |
会場 | |
Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場) | |
出展製品一覧 | |
【ダイトロン㈱オリジナル製品】 『汎用SW-BOX』/ダイトロン㈱ 『超低ノイズスイッチング電源』/ダイトロン㈱ 【パートナー企業様製品】 『熱伝導シート』/T-グローバルテクノロジー社 『電磁波ノイズ対策部材』/戸田工業㈱ 『シャント抵抗器』/㈱横浜エレクトロニクス 『大電流FPC』/山下マテリアル㈱ 『MREAL』/キヤノンITソリューションズ㈱ 『Event based Vision Systems』/Prophesee社 『SerDes車載ネットワーク開発ツール&ロガー』/㈱日本イントリピッド・コントロール・システムズ 『CAE・電磁界解析・計算化学』/HPCシステムズ㈱ 『粉体粒子解析AI』/BLUE TAG㈱ |
開催レポート
当社ブースでは「ブースおよび展示製品の視認性」を意識し設計・施工いたしました。具体的には、ブース前面の製品数を減らし展示台を左右に配置したこと、天井照明の設置個所・設置数やサイネージ発光色などの調整、などによるブース全体の視認性向上や重苦しさ軽減などの工夫を施しました。車載関連製品(電源、部品、ソフトウェア・システムなど)を約11製品展示し、それぞれ製品メーカー様や当社アテンド員による体制のもと、積極的かつ丁寧な説明・提案により盛況のうちに終えることが出来ました。ご来場くださった方の中には、会期前に配信しましたメルマガにて展示製品にご興味をお持ちいただき、実際に会場へと足を運んでくださった方もおられました。このようなお話を伺うことができ、運営スタッフ一同、より一層のやり甲斐を感じております。また、当展示会場は2019年開業と施設が新しく、全体的に広々とした空間となっており、通路も広く来場者の導線も確保されていたことも集客の一因となったものと実感しております。
なお、ご来場者くださいました皆様より、現在お持ちのテーマや課題など、アンケート回答を多数いただきましたので、いくつか紹介いたします。
アンケート内容(抜粋)
・車載部品の試験データをロギングしたい。現状はシミュレータなどを使用しているが、専用ロガーに興味あり。 (計測器メーカー 品質保証部門ご担当者)
・タイヤ製造プロセスにて、現状SEMを使用して検査を行っている。AIによる解析に興味あり。 (ゴム・樹脂製造メーカー 開発部門ご担当者)
・車載向けノイズ対策用途として電磁波ノイズ対策部品を検討したい。メルマガの展示会案内を見て興味を持ち来場した。 (自動車メーカー 研究開発部門ご担当者)
・ハーネス製作の外注先を探していた。対応可能とのことで興味あり。 (自動車メーカー システム開発部ご担当者)
・半導体ヒューズを組込んだ車載制御モジュールを開発している。制御精度に問題があり、外付けのヒューズを検討中。その流れで、部品関連の展示製品に興味を持ちブースに立寄った。 (自動車部品メーカー 開発部門ご担当者)
ご回答いただきました貴重なご意見は、今後の展示会出展企画などに役立てて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。当社出展製品に関して、ご質問やご興味などございましたら、こちらからお問い合わせください。
オンライン展示会 のご案内
オンライン展は終了しました。
おわりに
当社では、社内プロジェクトの1つとしてオートモーティブプロジェクトを運営しており、車業界の動向やニーズを追い続け、多くの製品を市場に提供し続けて参りました。今後も”技術立社”として、様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加いただきますよう宜しくお願い申し上げます。