2024 October 11

第3回 ものづくりODM/EMS展 出展レポート

はじめに

先日の東京展に続き、10月2日(水)~4日(金)の3日間、当社はインテックス大阪にて開催された『第3回 ものづくりODM/EMS展』に出展いたしました。本展示会は、東京で35年、大阪で26年、名古屋で10年、そして2023年には九州でも開催され、日本全国をはじめ、世界中から製造業関係者(設計開発、製造、生産技術、情報システム部門など)が来場する世界最大級の製造業向け展示会です。IT・DX製品、部品、設備、装置、計測機器など多数の製品が出展されました。これらにより、開発・製造期間の短縮、DX・IT化の推進、コストダウン、脱炭素、工場の省エネ・自動化のアイデアが見つかる絶好の場となりました。当記事では、出展内容ついてご案内いたします。

   
   (第3回 ものづくりODM/EMS展 当社ブース外観)

ものづくりODM/EMS展 出展概要

会期
 2024年10月2日(水)~4日(金)
会場
 インテックス大阪
出展製品一覧
 【ダイトロン㈱オリジナル製品】
  『パーティクルセンサ
  『スイッチBOX』
  『超低ノイズスイッチング電源』                    
  『カスタムUPS電源
  『システム電源』
  『MT50W/IXハーネス』
  『高機能・特需ハーネス
  『束線ハーネス
  『ハーメチックコネクタ

開催レポート

当展示会は、当社メーカー部門であるD&Pカンパニーの主催にて出展いたしました。少しでも多くの来場者の方々へ当社技術を知っていただくために、ブース壁面に当社が誇る技術の紹介情報を掲載するなどの工夫を凝らしました。下記に当社技術紹介内容および当社開発製造拠点を紹介いたします。
 

ダイトロンのものづくり技術
ガラスハーメチック技術
 真空・圧力関連機器などの容器内部と外部を電気的に接続するために使用
アセンブリ技術
 産業用装置から各種ユニット等の組立・配線・調整・検査までワンストップで製作
結線技術
 半田・圧着・圧接・モールド・融着等、幅広い結線技術により高品質・高性能製品を実現   
パワーマネジメント技術
 ノイズ・発熱などを考慮、設計された超低ノイズスイッチング電源、UPSを製作
特需・画像技術
 JISQ9100の取得による特需関連ハーネス、オリジナル製品、画像関連製品を製作

    

これらの技術により生み出された当社オリジナル製品を9点展示いたしました。
なかでも、パーティクルセンサは前回の東京展に続き沢山の方に関心を持っていただく事が出来ました。展示会のタイトルの通り、ものづくり(製造業)のお客様が多く、清浄度は業種を問わず重要視されています。

今後も多数の方々に興味をお持ちいただき会場へ足を運んでいただけるよう、より一層魅力的な情報の発信を行っていく所存でございます。

また、ご来場者くださいました皆様より、現在お持ちのテーマや課題など、アンケート回答を多数いただきましたので、いくつか紹介いたします。

アンケート内容(抜粋)
・電力消費や省エネをテーマとした取り組みを行なっているので、パーティクルセンサの効果がどれほどなのかが知りたい。  (半導体製造装置メーカー 開発部門ご担当者)
・来年よりハーネスの量産を検討しているので、ハーネスが外製化を検討している。(衛生陶器製造業 設計開発担当者)
・半導体検査装置の開発で、超低ノイズスイッチング電源をセンサー類に検討する可能性がある。 (半導体製造装置メーカー 洗浄製品開発ご担当者様)
・計測機器のノイズが気になることがあるので、超低ノイズスイッチング電源に興味がある。(自動車部品メーカー 開発実験部ご担当者様)

ご回答いただきました貴重なご意見は、今後の展示会出展企画などに役立てて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
なお、出展製品または当社技術に関して、ご質問やご興味などございましたら、こちらからお問い合わせください。

Daitronオリジナル製品Web展示会のご案内

只今、当社オリジナル製品をご紹介するWeb展示会を開催しております。当展示会で展示した製品を中心に多数の製品を紹介しておりますので、是非ご来場くださいますよう宜しくお願いいたします。

<Daitronオリジナル製品Web展示会>
 ・Web展示会会場はこちら
  ※ご登録等は必要ございませんのでお気軽にご覧ください
 
  
  (Daitronオリジナル製品Web展示会 ブースイメージ)

おわりに

当社では社内カンパニー制を導入しており、商社部門として販売機能を担うM&Sカンパニー、メーカー部門として製造機能を担うD&Pカンパニーで構成されます。これらを融合させることで、より高品質な製品・サービスを提供するととともに、新たなビジネスモデルの創造に挑戦し続けます。今後も”技術立社”として、様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加くださりますよう宜しくお願い申し上げます。