2024 October 11

『BATTERY JAPAN 国際二次電池展』出展レポート

はじめに

当社は10月2日(水)~4日(金)の3日間、幕張メッセにて開催された『BATTERY JAPAN 国際二次電池展』に出展いたしました。本展示会は、二次電池の研究開発/製造に必要なあらゆる技術・部品・材料・装置が集合し、世界各国から専門家が来場する展示会であり、Face to Faceで蓄電池ビジネスを加速させる重要なプラットフォームとなっています。当記事では、出展内容について詳しくご案内いたします。
 

(当社ブースの様子)

『BATTERY JAPAN 国際二次電池展』出展概要

会期
 2024年10月2日(水)~4日(金)
会場
 幕張メッセ
出展製品一覧
 【ダイトロン(株)オリジナル製品】
  『簡易・高速AC-IR測定器』
 【パートナー企業様製品】
  『高精度電解液リーク検査装置』ジェー・イー・ティ(株)+TOFWERK(株)
  『大気圧プラズマユニット ATOM』FUJI(株)
  『大型バッテリー用ワイヤーボンダー』平田機工(株)
  『電池材料シミュレーション』HPCシステムズ(株)
  『電池材料等ミクロ粒子AI画像解析ソフト』BLUE TAG(株)
  『リチウムイオン電池パック』BMZジャパン(株)
  『フレキシブルバスバー』nVent(株)
  『Eaton製 UPS』Eaton社
  『可搬型リチウムイオン蓄電システム』エリーパワー(株)

開催レポート

当社では「ブースおよび展示製品の視認性と回遊性」を意識し設計・施工いたしました。幕張メッセの展示会場入口は2Fにあり、展示スペースへはエスカレーターまたは階段で1Fへ降りる構造になっています。そのことを考慮して、2F入口付近から当社ロゴが視認できるようなブース設計を施すなどの工夫をしました。実機でデモが可能な製品(『高精度電解液リーク検査装置』ジェー・イー・ティ(株)+TOFWERK(株)/『大気圧プラズマユニット ATOM』FUJI(株))を人の行き来が多い面に設置し、まずは来場者の興味を引いて当社ブースにお立ち寄りいただき、実機のデモを見た後も違う製品をすぐにご覧いただけるよう導線を意識しながらゆとりある空間を設けてブース展開をしました。製品メーカー様のご協力と当社アテンド員による体制のもと、製品の丁寧な説明と来場者の課題解決へ向けた提案により、盛況のうちに展示会を終えることができました。なお、ご来場者いただきました皆様より、現在お持ちのテーマや課題など、アンケート回答を多数いただきましたので、いくつか紹介いたします。


アンケート内容(抜粋)
・動力用バッテリーが欲しい。発電機で発電し三相モータを回すがバックアップとしてバッテリーを装備したい。PHEVのイメージを持っている。 (電機・機械システム事業 営業部門 ご担当者)
・将来的に回収したバッテリーのリサイクルとリユースを分別するのにAC-IR測定器に興味あり。 (建機メーカー 営業部 ご担当者) 
・バッテリーセル向けに検討。別で測定予定だったが、ダイトロン展示製品に興味有。前向きに検討する。(自動車メーカー 技術開発部門 ご担当者)
・異種材接合構想。タフプラズマ使って接着力向上につながるか関心があり。実際に購入を検討したい。  (自動車メーカー 技術部 ご担当者)


ご回答いただきました貴重なご意見は、今後の展示会出展企画などに役立てて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。当社出展製品に関して、ご質問やご興味などございましたら、こちらからお問い合わせください。

WEB展示会のご案内(~2024/11/30)

只今、当社サイト内にてWeb展示会を開催しております。幕張メッセで展示した製品を紹介しておりますので、是非ご来場くださいますよう宜しくお願いいたします。

 <Daitron 二次電池展① (電池製造・検査・開発ソリューション)Web展示会 2024
 <Daitron 二次電池展②(電池パック・部品ソリューション)Web展示会 2024
※ご登録等は必要ございませんので、お気軽にご来場ください。


  

おわりに

当社では、社内プロジェクトの1つとしてオートモーティブプロジェクトを推進しており、車業界の動向やニーズを追い続け、多くの製品を市場に提供し続けて参りました。今後も”技術立社”として、様々なイベントを企画・開催して参りますので、是非ともご参加いただきますよう宜しくお願い申し上げます。