2025 May 20

省エネとSDGsを両立する、クリーン環境管理の新常識

いま、工場に求められるのは「目に見えないムダ」の削減

半導体、精密機器、医薬・食品工場、そして分析センターや研究所——
これらの現場では、クリーンな空気環境が製品品質の根幹を担っています。
粉塵ひとつで歩留まりが大きく変わる世界では、環境管理が重要な管理ポイントの一つです。
そして今、もうひとつ大きな視点が加わっています。それが、環境負荷の削減です。電力消費を最適化する、CO₂の排出を減らす。SDGsやESG経営の高まりとともに、多くの製造業がこの課題に向き合いはじめています。

“空気環境の管理”は、まだ人がやっていませんか?

実は、今も多くの工場では、人が広大なクリーンルームを巡回し、温湿度や空気中のゴミ(粒子)の有無を定期的にチェックしています。
その作業は手間がかかり、精度にもバラつきがあり、何より人件費という目に見えるコストを伴います。
さらに、環境の変化にリアルタイムで対応できず、空気清浄機(FFU:ファンフィルターユニット)などが「とりあえずフル稼働」状態になっていることも少なくありません。結果として、過剰な電力消費とCO₂排出という、もうひとつの“ムダ”が生まれています。

解決策は、置くだけ。測って、見える化する

この課題に対して、画期的な新製品が登場しました。
それが、多点環境センサと可視化ソフトがセットになった製品、DFaViです。

✅ DFaViでできること:

  • 工場内の温湿度・CO₂・粒子濃度などを自動で測定

  • 小型・低価格センサを複数設置し、多点で環境を把握

  • 取得データは専用ソフトでヒートマップ・時系列マップ表示

  • FFUの過剰運転を検知し、自動で制御も可能 *

  • オンプレミス対応で、セキュリティも安心

  • 電波干渉の少ないWi-Fi HaLow対応で設備環境にも配慮

            *ご使用のFFUによっては対応出来かねる場合があります。

「測る」から「制御する」へ

工場環境管理の次のステージへ

この製品は、「測って終わり」ではありません。
取得したデータをもとに、FFUなどの設備を制御し、電力を削減 *できます。
目に見えない“環境のムダ”を減らすことで、結果的に消費電力・CO₂排出を抑えることができるのです。今や、環境への配慮も品質の一部。
この製品は、現場の負担を減らしながら、コストも環境も守る、まさに次世代のクリーンルーム・マネジメントソリューションです。

最後に:空気のムダをなくすことは、未来の標準になる

省エネ・CO₂削減は“先進企業の取り組み”ではなく、これからの製造業の標準装備です。この新製品が、現場にもたらす変化はきっと想像以上。
導入のハードルは低く、得られる価値は大きい——。
「なぜ、今までなかったのか」と思うはずです。皆様のビジネスプロセスの改善にぜひお役立てください。

<ファーマDX EXPO 東京>に出展


 

製品情報

ダイトロン公式サイト(製品ページ)からも詳細をご覧いただけます。
また、ものづくりのポータルサイト:イプロスにも好評掲載中!

製品に関するご質問・お問い合わせ

こちらからお問い合わせいただけます。